異世界より、まだ見ぬ故郷へ

退屈と食欲

最近発見したこと。

わたしは退屈を感じると食欲が増すということ。

 

この1週間ほど退屈な日々が続いている。

少し前まで仕事の効率化がマイブームで自分の作業がもっと早く楽に終わらせられるにはどうすればよいかを延々と考えていた。

道具を見直したり、やる順番を見直したり。

そうして方法をいくつか編み出し実践しまたその結果を踏まえて新たな方法を考え出して、というのを繰り返していた。

 

わたしは効率的、能率的に物事を進めるのが好きだ。

そして改善も好きだ。

なので、自分の作業の進め方がどんどん良くなることに楽しみを見出して日々を過ごしていた。

しかし、どうもここのところ結果が出ない。

それどころか、自分以外の要因に左右される状況が多いことからこれ以上はどうにもならないのでは?という壁にぶつかってしまった。

 

わたしは長期的にコツコツと物事を積み上げていくことがおそらく苦手だ。

短期集中型でできる限り素早く決着をつけたい人なのだと思う。

だから効率的、能率的に物事を進めることに楽しさを見出すのだ。

そんな性質を持つので、ゴールまでの道のりが長いことやそもそも達成できない可能性が高いような状況に遭遇すると一気に熱が冷める。

 

こうしてわたしはマイブームが過ぎ去りただいま虚無の日々を送っている。

 

そんな日々の中、困ったことがある。

どうもおなかがすいて仕方がないのだ。

ブーム真っただ中のときは食えりゃ何でもいいし量もいらんと無駄にお菓子を食べることもなく、炭水化物に偏りすぎることもない比較的健康的な食事をとっていたのだが、ブームが過ぎ去り何もやりたいことがなくなると無駄に食べてしまうことが増えた。

 

要因としては、大きく以下が考えられるだろう。

 

やりたいことがなくなったために時間が無駄に余ってしまいそれを埋めるため。

燃え尽き症候群に似たことが起き、生活に対する意欲を失ったため。

またそのような心のエネルギーの枯渇を埋めるため。

 

 

 

 

時間がたくさんあることは幸せだとわたしは思う。

だが、そのたくさんある時間をただ流していくことは苦痛なことだと痛感した。

時間がある、そしてその時間をきちんと「使う」ということをしないと少なくともわたしの場合はメンタルが緩やかに悪化し食生活に悪影響を及ぼし身体の健康にも影響を及ぼすことがわかった。

 

ではどうしようか。

 

忙しくするしかない。

わたしは能率的なことが好きだ。

なのでその性質を利用してちょっと時間が足りないかも、というくらいの予定を1日の中に詰め込む。

そしてそれらを時間内にすべて終わらせるというゲームにするのだ。

 

この予定を考えるのも結構一苦労で練習が必要だなと感じているのだけれど、一番怖いのは「退屈だ、退屈だ」と嘆きながら同じ場所で何か心がワクワクすることがやってくるのをひたすら待っているだけの状況である。

 

進めるのなら進みたい。

 

だからこの先しばらくは忙しくなるように頑張ってみようと思う。